三多摩西武ライオンズ

ファンクラブが「友の会」と言われていた時代から33年目のライオンズファンによる観戦記。

2020年8月14日vs楽天 9回戦

はじめまして!本日初投稿なります。まずはご挨拶程度に軽く私の自己紹介を致します。

私はライオンズの会員がまだ「友の会」と言われていた頃からのライオンズ一筋33年目のファンです。

野球経験は学生の頃に少々。直接の先輩には元広島カープやオリックスで活躍された菊地原毅さんがいらっしゃいます!


このブログではいくつかのデーターベースも参考にしながら、私なりにライオンズ関連の試合を独自に考察したいと思います。


勿論プロのスコアラーではないので中には「なんじゃ⁉︎その考察は⁈」というものもあるかもしれません。

(御指摘があれば、私も勉強になりますので出来るだけ優しく御指導ください🙇‍♂️)


そんな事もひっくるめて、ライオンズ好きの方同士であーでもない、こーでもないと、ライオンズの試合をより一層楽しく盛り上がれるように。また野球観戦・ライオンズ初心者の方にはこんなところを観ると面白いよ、、という一助になればと思います⚾️


では早速本題に入りたいと思います。


①今日のライオンズの動き

目下7連敗中のライオンズ。辻監督もはじめての経験に、インタビューの受け答え等大分イライラした様子が伺えます。また、昨日は3回から平井を突っ込むというとんでも作戦に、贔屓目にももはや冷静とは言えません。

まずは、今日連敗を止めて再びペナント戦線に戻れるのか⁈私の初投稿が記念すべき連敗ストップ投稿となる事を祈ります🙏

〈今日の公示〉

伊藤、輿座、川越が落ちて田村、柘植、金子が昇格しました。

伊藤、輿座二人は今迄ローテーションをフルでまわった経験がありません。特に輿座に関しては病み上がりです。厳しいチーム事情とはいえ、今後もきちんと間隔を空けて登板させる事で必ず戦力になりますから上手く運営してもらいたいものです。金子は、、、こちらもチーム事情でしょう。2軍の様子を見る限りは決して万全の状態での復帰ではないので過度の期待はしていませんが、複数年で"億"単位のお給料なのですから働きなさい!!という事で(^_^;)


②試合結果


(Sports navi 野球速報様より)

初回 楽2ー西3

鈴木大地出塁からの茂木ツーランで2点先制。

その裏は高木、源田の連続ヒットから則本のフィルダースチョイス&送球エラーで一点を返す。さらに山川サードゴロの間に同点!!栗山のタイムリーツーベースで逆転に成功!!

鈴木大地は野球に飢えていたが如く、好調を維持。ストライク・ボールが良く見えています。茂木はインハイのカットボールを上手くやられてしまいました。。

その裏、ランナー一、二塁からの送りバント。正直私はこのバントには反対でした。何故なら則本からすると出会い頭に連打をされて、何とか一つアウトをとって落ちつきたいところ。初回からそこへアウトを献上するという作戦は連勝中の相手からしたら最悪同点OKと割り切れるし、ありがたかったと思います。また、チーム事情を考えた時にここで同点にしたからと言って今のライオンズは勝ち切れる状態でしょうか。それならケースヒッティングで最悪ランナーを進める打球を打っていく作戦の方が大量点の可能性もあり、妥当だと思いました。が、しかし結果は則本の対西武戦の相性もあってかフィルダースチョイス&暴投による自滅という形になりました!!結果オーライ!!けど連敗中だから勝てば何でも良い!!


2回 楽5ー西5

小深田死球からの好調鈴木大地ライト前。そして茂木のスリーランであっさり逆転される。。

その裏スパンジー四球、金子倒れてからの高木タイムリーツーベース!!キャプテンは三振に倒れるが外崎のタイムリーで再び同点!?

鈴木は本当に良くボールが見えていますね。甘い球しか振らない。それが好調を維持出来ているポイントですね。逆に彼が厳しい球を振りはじめたら好調の山は越えたとみるべきでしょう。茂木に対しては先程カットボールを打たれて故のツーシームとチェンジアップでの攻めでしたが、真ん中高めをやられました。と、ここで茂木のコース別の成績を調べましたが真ん中高めはど真ん中に次ぐ高打率で実に打率.500を誇ります。さらには先程のインハイと真ん中高め、後は真ん中低めしか今年茂木はホームランを打っていません。要するに絶対に投げちゃいけない場所に2打席連続で投げた訳です。数字は嘘をつきませんね(^^;;

〈データで楽しむプロ野球様より〉

ただ、この打席に関しては森のリードというよりはチェンジアップという球種を踏まえても完全にニールの失投でしょう。


3回 楽6ー西6

ロメロ、レフトスタンドへのソロホームランで再び勝ち越し。ヤレヤレ(´Д` )

その裏、こちらも好調メヒアのソロホームランで再び同点!!

助っ人外国人同士の打ち合い。痛み分けといったところでしょうか。


4回 楽7ー西6

投手交代ニール→今井

好調鈴木大地がスリーベース、からの茂木タイムリーであっさり勝ち越される。。

その裏

投手交代則本→津留崎

相手のミス(四球、暴投)でチャンスを作る山川倒れて無得点。。だから何で今の状態で4番メヒアじゃないのよ。。。

ここでまた今井登場Σ(・□・;)先頭こそ切るが、続く鈴木にはスライダーを打たれる。。決め球が一番甘いボールだった。ここで全ては書ききれませんが、今井は辻さんが言うようなメンタルの問題ではありません。打者を狙って打ち取る事が出来ていない。ただ四隅に強いボールを投げれれば良いと思っている。私は中継ぎを続ける事には大反対ですが、どうしてもこういった調整を続けるなら、同じ失敗でも狙ったところに打たせたり、時に狙って三振をとる練習をしないとダメ。ただ抑えた、打たれたで一喜一憂しても無駄な時間です。長いイニングを、そしてローテーションをまわる為には調子が良くなくても、多少球が甘くても抑える術がないと駄目。即ちそれは足し算の理論ではなく、引き算の理論です。これは森のリードも然り。最後に何の球で打ち取りたいから一球目をどのボールから入り二球目は、、、という考え方でないと、最終的に投げるボールがなくなってちょっとでも甘く入ったボールを痛打される。最終的に打ち取るボールへ向かって、道筋通り進んでいればその途中経過で多少甘く入っても簡単にはヒットゾーンには打たれませんし、狙ってファールを打たせる事も出来る。もし、今後も全力投球で絶好調の日だけしか抑えられないなら年間投げても5勝止まりでしょう。続く茂木も最後の球が一番甘く入りました。


5回 楽7ー西12

今井が渾身のアウトローで何とか踏ん張りました。(鈴木は相変わらず良くボールが見えています。)

その裏。。栗山出塁からの森、スパンジー連続安打!

投手交代津留崎→久保

金子、ピッチャー強襲のタイムリー内野安打!ラッキーボーイ高木のライト前、源田のライト前、外崎レフト前の一、三塁無限ループキター✨からのビッグイニング!!連敗中はこれくらい景気が良い方がいい!!

津留崎の回跨ぎなんていくら連勝中とはいえ完全に舐めプをした楽天のミスです。いくら上位にいるからといって、こういうスキをみせる行為を野球の神様は見ていますから今後必ず痛い目を見る日が来るでしょう。そして1番が出塁すると面白い様に2番源田も機能しますね!!その秘密についてはまた次の機会に話しましょう☺️


6回 楽8ー西12

投手交代今井→森脇

ど真ん中、すっぽ抜けのフォークをレフトスタンドへホームラン。本っ当にしらける一発。一点という失点以上のものをバッテリーには感じて欲しい。

その裏投手交代久保→安樂

森スリーベースからスパンジーファーストゴロ、金子三振。。チャンスを生かせず。。

試合を落ち着かせる大事なイニングに一番打たれてはいけない打者にどっちらけの一発。前のイニングで点差がひらいたので、ここは相手打者も大振りになり、一発ホームランしか狙っていない場面。試合の流れを読む事が出来ないバッテリー。悪いがこれをやってる限り森脇は勝ちパターンでは絶対に使えない。

その裏も1死三塁で無得点。。さっきはたまたま投手が弾いて安打になったが、この金子の三振見る限りやっぱり本調子ではない。


7回 楽8ー西12

投手交代森脇→平良

圧巻の三者凡退!!

その裏

投手交代安樂→池田

こちらもお付き合い。。

拝啓ピッチングコーチ様。彼(平良)は回頭からなら出来る子です。。


8回 楽8ー西13

投手交代平良→ギャレット

圧巻の三者凡退パート2!!

その裏、栗山1870本目のヒットから森のタイムリー!!

拝啓ピッチングコーチ様。彼(ギャレット)も回頭からなら出来る子です。。このイニングもツーアウトランナー無しから浅村は一発しか狙っていませんでしたが、こういう時に勝ちパターンは絶対に一発を打たれてはいけない。森脇との差。今夜のハイライトはこのイニングの森の打席に決定!!理由は後ほど。。


9回 楽8ー西13

投手交代ギャレット→増田

圧巻の三者凡退パート3

今年の増田は間違いなく例年で一番の出来です。投げる機会が無いなんて勿体ない。それどころかこのままじゃ、肘・肩万全の状態だからオフシーズンは高騰する事必至!!頼む!残ってくれ!


楽天8ー西武13で試合終了❗️❗️




③今日のハイライト

さて、記念すべき初投稿の日に㊗️連敗脱出!!嬉しいです😭

相変わらずの情け無い先発にヤケクソ継投が始まったので序盤から不安でいっぱいでしたが、打ち合い上等!!ある意味ライオンズらしい勝ち方で連敗を脱出しました!とにかく連敗中はどんな内容でも勝てばそれが一番の良薬☺️

その中で気になったのはやっぱり今井。。彼と光成はどちらも課題が同じ。。。って事はそれを教えられるコーチがいないのか。。

とにかく配球を決め球から考えて引き算する考え方が足らないです。足して足して足すだけ。で、行き詰まったら後はボールに聞いてくれってなっちゃう。間違えてど真ん中投げても150kmに合わせていた打者がそう簡単に110kmの球は打てません。一軍という戦場で練習という言葉を使いたくは有りませんが、このまま中継ぎをするのならとにかく自分でイメージをして目の前の打者を何でどうやって打ち取るか考える事。その結果打たれたり、違う打ち取り方になるかもしれませんが、どうしてそこに打球を打たれたのか❓一打者一打者丁寧に振り返る事が今は大切。狙った打ち取り方でないのに0点で帰ってきたからいいやで済ませていたらそれは結果オーライ。全く進歩はないでしょう。

さて、今日のハイライトでは8回の森の打席を取り上げます。これだけ点が入って、何故あの場面なのか。それは一死から栗山がヒットで出た場面、代走で熊代が出ましたが、写真の通りベンチに戻る栗山を呼び止めて、随分長い事森が話をしていました。勿論これは同じ左打者として左投手の池田がどういう攻め方をしてきたのかを確認しているんですね。その結果が次打席の森のタイムリーに繋がったと言えます。昨年までの山賊打線は先頭秋山からの伝達に始まって打線がチームで攻略していました。その名の通り山賊が襲いかかるイメージですね。今年は一番が定まらないせいで、まだチームがみんなバラバラです。今回の様な場面が今後あちこちの打順で沢山見られるようになればライオンは必ず先陣の谷から這い上がってきます!私は今後もそこに着目したいと思い、この場面を選びました!這い上がれ!ライオンズ!!!


④今日のまとめ

ピッチングは引き算、打線は掛け算。