三多摩西武ライオンズ

ファンクラブが「友の会」と言われていた時代から33年目のライオンズファンによる観戦記。

2020年8月15日vs楽天10回戦

①今日の西武ライオンズの動き

さて、昨日は悪夢の連敗ストップとなりましたがまだまだ借金7。昨日の花火は忘れて、今日からまた一戦必勝です。首位とのゲーム差は8ゲーム。世間ではもう既に若干諦めムードも出始めていますが、先発の整備と1番の固定。この二つの条件が整えばまだまだ諦めるには早いです。(この二つの条件が整えば、、、、ね😅)

よって、今日の試合は非常に大事!!

公示について

西武サイドは特にないですが、楽天は昨日打たれた久保と池田が落ちて、森原と釜田を上げてきました。これは多分三木監督じゃなくて石井GMの意見のような気がするのは気のせいだろうか。。よっぽど昨日の試合に腹が立ったのでしょうね。怖い球団です:;(∩´﹏`∩);:

岸もあっさり落ちましたし、浅村!牧田!君らも明日は我が身だぞ❗️


②試合結果

(Sports navi 野球速報様より)


今日も元気に山川は4番ですか。。とりあえず私なら絶対にメヒアの打順を上げる。別にいいんですよ、4番は簡単に変えるべきじゃないという考えで山川に拘っても。。ただそれならちょっと前の4番外崎とはなんだったのか?コロコロ変えるなら一番調子を上げている選手にすべきだし、変えないなら変えない。こんなところからも一貫性のないブレブレの采配なのがよくわかりますʅ(◞‿◟)ʃ


初回 楽天0ー西武3

球は高いが、今日はストレートがグイグイきているようで、ストレートで押して押しての順調なすべり出し。

その裏、ツーアウト無しから外崎、山川の連続ヒット❗️仕上げはメヒアのHR❗️❗️


※昨日話せなかった2番源田のロジックを今日は話せたらと思います。テーマは1番が出塁出来ない時、果たして源田は単独でも機能するのか⁉️そして結果論的には全員お掃除出来たので良かったが、今は山川よりメヒアに多く打席をまわすべき。


2回〜7回

楽天0ー西武3

その間に楽天は投手交代塩見→酒居

どちらも譲らず試合は後半2イニングへ。

※松本はストレートが良く、7回を96球でまとめた。四球も3と上出来。ストレートを軸に配球を組み立てられた分、森もシンプルにリードし易かったのではないか。


8回  楽天2ー西武3

投手交代松本→ギャレット

出会い頭の一発😞恐怖の9番辰巳にソロホームラン。小深田ツーベースに鈴木四球(昨日から何度も言っているが良くボール見えてます。確変はもう暫く続くでしょう)茂木のタイムリーで一点差まで詰め寄られる。。

その裏

投手交代 酒居→シャギワ

源田が倒れ、外崎が出塁するが後続が絶たれる。。

※ギャレットは予期せぬ一発を浴びた事により、平常心を失い、来日後の確変ギャレットではなく来日前のギャレットが顔を出してしまった。。ストレートを続けて打たれているので茂木の打席、ナックルカーブから入った配球は間違いではないと思う。が、高めに入ってしまった。。これも投手の失投と思われる。そしてここでもリードオフマン源田は機能せず。。今夜のハイライトは2番源田について考察したいと思います。


9回    楽天3ー西武3

投手交代 ギャレット→増田

島内出塁から銀次送りバント、渡邊凡退(しっかり進塁打)の後、またも恐怖の9番辰巳の同点タイムリー。。

その裏

投手交代 シャギワ→ブセニッツ

森出塁の後スパンジー三振。木村送りバント???からの金子凡退。。

※ライオンズは満を辞して守護神投入!!が、まさかの今季初セーブ失敗。。。流れですね。。それにしても凡退しながらもきちんと進塁打を打つ楽天は正真正銘強いチームの戦い方をしています。対してその裏のライオンズ。同じ様に先頭を出しながらスパンジーには強行でランナーも進められず、何故かその後に謎の送りバント。しかも次の金子には代打を出す事なく強行。。。これはあくまで確率論ですが、打率、得点圏打率ともに金子と栗山では比較になりません。この9回の攻防は完全にベンチの采配の差が明暗を分けました。最終回どうなるかわかりませんが、これ、万が一勝ち切れなかったら完全にベンチの差です。(頑固な辻さんは何とコメントするかわかりませんが。)


10回 楽天3ー西武3

投手交代 増田→平良

鈴木は四球(本当に本当に良くボールみえてる。)浅村にも安打を許すが、無失点で凌ぐ。

投手交代 ブセニッツ→牧田

代打栗山??源田、外崎、無策で倒れてゲームセット。

※鈴木はこのカードずっとボールがよくみえています。明日でこのカード最終戦なので今更ですが、どうにか彼を崩さないとずっとランナーを置いた状態でクリーンナップを迎える事が続きそう。今日の松本はそこから粘れましたが、明日もいつ大量点をとられてもおかしくない状態です。
そしてその裏、代打栗山。さっき金子のところで、何で出さないのか?昨年迄の辻さんならスパンジーに代打岡田で送りバント。木村のところは中村と言いたいが熱中症らしいので💦💦(というか自軍の戦力を削るホームグランドって何⁈)金子のところで代打栗山だろう。。

この6連戦制は選手にとって体力的にかなりキツイ日程と思っていましたが、実は一番影響を受けているのは暑さと連戦で完全に頭がオーバーヒートを起こして切り替えが出来ないでいる首脳陣かもしれません。そしてその後もちゃっかり牧田に抑えられるライオンズ。きっと窓ガラス越しに今日も試合を観ているであろう渡辺GMよ。浅村が打って涌井、牧田が活躍して負ける様を何度もみて貴方は一体何を思う?


試合終了 楽天3ー西武3 

はっきり言って負けに等しい引き分け。。。



③今日のハイライト

松本は暑さの中、本当に頑張りましたね。うるさい鈴木には相変わらず苦労しましたが、その後の茂木を切る事で打線の分断に成功!浅村、ロメロは割り切って二人でアウト一つとれば良いという状況を作れていました。こういう流れを意識したピッチングが偶然ではなく、意図的に出来ていれば今は勝ちという数字に繋がっていなくても必ず結果はついてきます!頑張れ!!松本!


松本は尻上がりに調子をあげていましたから球数的に8回も、、、という意見もあるかと思いますが、ここは結果論。。現状一番信頼出来る二人に託したのですからここで首脳陣を責めるのは酷かな、、と(^_^;)


そして打線の方ですが、ラッキーボーイ高木の活躍もあって、昨日は久々に山賊達の宴の時間となりましたが、今日は高木が出塁なし。。それに引っ張られる様に源田も出塁なしです。。思い出してください。アマチュア(トヨタ)で9番だった彼が入団した時、周囲は「また打てない守備専をとったのか⁉︎」と少なからず否定的な意見が多かったですよね。それがわずか2か月程度のキャンプ、オープン戦を経てあっという間にプロの2番打者になりました。世間からは「西武の野手育成スゲ〜!!」となったと思いますが、実はここに私は秋山の抜けた最大の穴があると考察しています。

昨日は秋山から始まる相手投手の伝達が無い、、という一つの穴を指摘しましたが、秋山の出塁率に注目して下さい。実に4割近い出塁率のあった秋山。それはつまり2回に1回近くの割合で、ランナーのいる状況で源田は打席を過ごしていた事を意味します。ファンの方はご存知の通り、源田のヒットの多くは一、二塁間や三遊間を抜くヒットが多いです。ランナーがいる状況とは即ちこの源田のヒットゾーンが大きく空いている(空けざるを得ない)状況なんですね。対してランナー無しではセカンド、ショートは深めに守れますから源田のヒットゾーンは潰せます。

キャプテンのプレッシャー、、で片付けてしまえばそれまでですが、きちんとロジックを理解していればただ選手を精神的に追い詰めるのではなく、誰の次に彼を置けば今後も彼が生きるのか、、を考える事が出来ます。

現に昨日は1番高木の3安打に引っ張られるように源田も2安打。5回大量点のイニングの彼のヒットなんてランナー無しの場面なら本来ただのセカンドゴロです。私なりの答えを言えば数字だけなら栗山、1番でどうしても足を使いたいなら外崎が2番の彼の前を打つ適任であると思います。このようにただ打順を上げ下げするだけではなく、その前後を打つ打者によっても成績は左右されます。早く1番をある程度固定する事はキャプテンの復調にも繋がると思いました。


④今日のまとめ

山賊もリーダー無ければただの野盗。。